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人権の尊重

人権の尊重

人権デューディリジェンス

 三ツ星ベルトグループは、当社の事業活動に係る全ての人の人権を尊重することが重要であると認識しており、特定したマテリアリティの1つに「人権と人格の尊重」を取り上げ、人権デューディリジェンス(以下「人権DD」)に取り組んでいます。「人権と人格の尊重」に係る課題は、マテリアリティの推進組織よりサステナビリティ推進委員会へ進捗状況が報告され、同委員会により、監視、指示、判断、評価されています。


人権リスク


 2023年1月、マテリアリティの推進組織であるワーキンググループおよびサステナビリティ推進委員会での議論により、当社のサプライチェーンを含む事業活動において、以下の人権リスクを特定しました。


特定した人権リスク 担当部門
児童労働、強制労働を伴う原材料(天然ゴム、綿等)の使用 サステナビリティ推進委員会事務局+購買部
内部通報制度「三ツ星ヘルプライン」の取引先への展開 サステナビリティ推進委員会事務局+法務部


取り組み状況


 人権DDを推進するに際し、以下の取り組みを進めております。

ⅰ) グループ行動基準の改定(2022年11月)
ⅱ) サプライチェーンにおける人権リスク評価の実施(2022年12月)
ⅲ) 人権課題の特定(2023年1月)
ⅳ) 人権方針の策定(2023年1月)
ⅴ) 人権に係る従業員教育の実施(2023年3月)

 当社グループ行動基準は、国際社会で認められた普遍的な価値観である国連グローバル・コンパクトが定める 4 分野(人権、労働、環境、腐敗防止)10原則に基づいたものとなっております。三ツ星ベルトグループでは、人権DDを継続的に推進するとともに、サプライチェーン全体での人権リスク改善に取り組んでまいります。


三ツ星ベルトグループ 行動基準の改定


  1. 三ツ星ベルトグループ
    人権方針

    三ツ星ベルトグループは、基本理念 「人を想い 地球を想う」 に則り、ステークホルダーと連携して人権を尊重する活動に取り組みます。この活動の中で国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に示された、人権を尊重する企業の責任を確実に果たしてまいります。

    ■適用範囲

    本方針は、三ツ星ベルトグループの全ての役員と従業員に適用するとともに、取引先にも本方針を支持し人権の尊重に取り組んでいただくよう働きかけてまいります。


    ■コンプライアンス

    様々な国や地域で実施される三ツ星ベルトグループの事業活動はそれぞれの法規制を遵守し実行します。人権の尊重に係る取り組みにおいて、法規制が国連の「国際人権章典」、および国際労働機関の「労働における基本的原則及び権利に関する宣言」に適合しない場合、これら二つの国際的原則を許される範囲で最大限優先させてまいります。


    ■人権デューデリジェンスの実行

    本方針の実行において、定期的に人権デューデリジェンスを行い、リスク(人権への負の影響)の洗い出し、実行課題の抽出、実行計画の策定、実行内容の監視・評価、評価結果の展開を実施し、継続的に取り組み内容を改善してまいります。


    ■実行体制

    人権の尊重に係る取り組みの目標が、確実、且つ迅速に達成できるように、役員が実行責任者を務める組織を編成し、人権デューデリジェンスを実行、実行内容のトップマネージメントへの報告を行います。また、ステークホルダーに向けた適切な情報開示を行うとともに、対話・協議も積極的に行ってまいります。取引先を含め三ツ星ベルトグループの事業活動において、人権を侵害する事案が発生した場合、直ちに国際基準に準じた救済を行います。


    ■教育

    本方針は三ツ星ベルトグループの役員、従業員をはじめ、ステークホルダーにも通知され、容易に確認できる形で開示されます。また、周知を進め、理解を深めるために適切な教育を実施してまいります。


    2023年1月1日
    三ツ星ベルト株式会社